2009年1月1日木曜日

前はマのつく鉄格子! (角川ビーンズ文庫)





今回から新章スタートです。
舞台は水上の監獄のようで、そこにユーリ・グウェン・村田が
収監されてしまって、という展開で始まります。

次からは少し内容に触れるのでご注意ください。

物語に今までちらりとしか登場しなかったシュバリエ・キーナンが
加わり、色々と種明かしと同時に新たな伏線が張られていきます。
シュバリエにはユーリ達が監獄で再会するのですが、意外な事実・立場に
驚きました。

本編は全体的には急なギャグモード一直線、眞王に至っては180度
認識が変わりそうです。侮れない策略家なのはそのままですが。
まだ鍵や箱の問題が山積みなので、ギャグシーンで素直に笑えないのが
緊張します。ぽろりと重要発言が出てきたりしますので。

そして最後にコンラッドとキーナンの会話が、打って変わり
切なくシリアスです。次巻への橋渡し的シーンではないかと。
次巻の次男とキーナンの行動にも期待をしています。
そして、ユーリ達とコンラッド達が出会うのか、とても楽しみです。
コンラッドが探しているものが何なのかも、分かるといいなと思います。

ただ、シリアスとギャグの緩急が少しチグハグで、読んでいて少し
読者としてストーリーに置いてきぼり感を感じました。
そこを除けば、新章らしくて面白かったです。

追記ですが、とにかくコンラッドがユーリと再会する意思があることにとても
喜びを感じています!やっぱり読者としては一緒にいるのが幸せです。
そして、やはりというべきグウェンの行動は他の皆と違った味が出ています!
さらに次巻に期待です。

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